こんなにある!!小型家電のリサイクル技術

認定事業者は、国の認定を受けたリサイクル方法で処理します。
小型家電の種類に応じて、手解体、破砕、機械選別を経て、有用資源を種類ごとに取り出すのですが、選別機の組み合わせや順序、各種設定を変えることで、取り出される資源の中身が変わってきます。そのノウハウは残念ながら簡単には説明できないのですが、代わりにどのようなリサイクル技術があるのかを、見てみましょう。

破砕処理による鉄・非鉄の選別・回収

集められた小型家電は、フロンなどの有害物質を取り除いた後、破砕します。破砕後のものは、様々な選別機を通したり手選別をすることで、資源を種類別に分けます。なお、施設によって、使用する選別機が異なります。
抜き出された資源は、様々な素材メーカーで製品の原材料として使われます。
以下に、主な選別技術を解説します。

磁力選別

磁選機では、破砕後物から鉄を回収します。磁石にくっついた鉄はベルトコンベアで選別ラインの外に運ばれ、回収されます。

磁力選別

渦電流選別

磁石につかないアルミや銅を、回転磁界により発生する渦電流と磁界相互作用により、前方に弾き飛ばします。

渦電流選別

乾式比重選別

穴の開いた板を斜めにし、下から風を当てながら振動を加えます。一番軽いものは風で上方に吹き飛ばされ、次に軽いものは振動で板の下方に落ちていき、重いものは逆に上方に運ばれていきます。

乾式比重選別

湿式比重選別

破砕後物を液体に入れ、浮き沈みにより選別します。液体の比重を変えることで、選別できるものが変わります。一般に乾式より精度は高いですが、コストがかかります。

湿式比重選別

金属選別

メタルソータとも言います。磁石につかない金属をセンサーで検出し、エアノズルからの風で飛ばして回収します。

金属選別

色選別

破砕後物を色彩センサで色や形状により判定し、エアノズルからの風で飛ばして回収します。判定基準は変更できますので、様々な用途に使用できます。

色選別

手選別

色、形状、サイズなどの違いを機械ですべて正確に判別することは難しいため、人の目で判断して選別しています。

手選別